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-Theo Jansen- テオ・ヤンセン展に行ってきた

  • 2009-04-05 (日) 15:06
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日比谷パティオで開催していた-Theo Jansen- テオ・ヤンセン展に行って来た。
ついでに日比谷公園~国会議事堂~皇居あたりを散歩もしてきた。

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2009/03/29、行こうと思いつつ腰が重かったけど、そうやって見送ってきたイベント事が多いので事前に行くと宣言した上で、やっと見にいく事が出来た。

テオ・ヤンセンを知ったキッカケは既に覚えてないが、テオ・ヤンセン展やると公開されるちょい前だったはず。
すげーなこれ!とか思った途端にイベントが開催されメディアに露出しと、トントンと進んでいく流れに結構驚いた。
今回は珍しく見た目がかっけー!というファーストインプレッションだけで、ほぼ情報を仕入れずに見る事にした。
というのも背景や文脈を知った上で楽しめるタイプのものじゃない気がしたので、それなら情報をあえて入れずに徐々に意図を理解したり、実物を見た時の印象を楽しみたいと思ったからだ。

事前に知っていたのは以下のような情報。

  1. テオ・ヤンセンはオランダ人
  2. プラスチックのチューブを組み合わせて、かなり奇妙な動きをするかっちょいいものを作ってる
  3. それはストランドビーストって言うらしい(うろ覚え)1
  4. 動画を二本程度見た、なんで砂浜ばっかりなんだろう?

会場

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会場となった日比谷パティオはは日比谷公園のほど近く、ビルの谷間に突然作られた人工的な広場に貨物列車のコンテナのようなものを再利用した小さいスペースが幾つかならび、その中央に会場となる大きいテントが張られた所だった。

「日比谷パティオ」 ヒビアカリ(HIBIY-AKARI)プロジェクト

公式サイトは小奇麗に作られていて、さも都会に現れたアートプレイス…のように見えるが、実際の所かなり微妙な場所ではあった。
周りのコンテナは言葉に詰まる微妙なオブジェと机があるだけだったり、だらだら歌や演奏している人がいたり(MCも区切りもなく突然チューニング?しだしたり仲間内で喋りだしたり)、やけに綺麗な人口芝生と舗装された地面が、なんとも言えないチープ感、スカした企画屋にのせられました感が。
つれと一緒に「わざわざビルの合間にこんなの作るなんてイカれてるなー」と話していたりした。

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しかしそんなネガティブな部分だけではなく、実際に利用されている状態は、芝生で親子がゴロゴロ遊んだり、演奏のほうもやたら張り切ってなかったり、日曜なのもあってかものすごくゆる~い雰囲気が楽しかった。
スノッブな感じは鳴りを潜め、のどかな感じでこれはこれなのかなと言った感じ。

入場

かわいいがテオ・ヤンセンにまったく興味無いであろう雰囲気の受付の女の子からチケットを買い入場すると、中の雰囲気もどこかゆる~い。
会場規模も知らずに来たので、どこか国立美術博物館のイベントレベルで気合入れてきたのだが、会場がそこまでひろくないのに加えて、客層がおしゃれっ子や一般の人より子供づれやおじいさん(!)率が高く、中までほのぼのした感じ。
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しかし最初に目につくAnimaris Modularius (アニマリス・モデュラリウス)の大きさは半端ではなく、利用されているプラスチックチューブの色・質感から、さながら恐竜の化石のような迫力があった。
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まじまじと見たい欲求をおさえ、入ってすぐ右に設置された実際の工房を再現したブースを眺めていく。

様々な事柄が熟慮・洗練されていくと、一見して何が何だかまったくわからなくなる。わからなくなるがしかし、何か凄い考えられて出来ているとか、強い衝動によって産み出されている事を強く感じ取れるようになる。
ここで見た様々なストランドビーストの体の一部になるであろうモックアップは、まさにその通りで「何が何だかわからねーけどすげー!」と言う感じだった。
200903291144002200903291153000テオヤンセン直筆のメモ帳、設計
他にも直筆のメモノートや自作の木製の工具等が並んでいたが、デッサンが数点ありこれが結構気になった。

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無機物のプラスチックチューブを材料に使う彼のデッサンが、意外なことに何かまるっこくて生々しい感じがしたのだ。
この後、作品を見たりデモンストレーションで解説を聞いて分かっていった事だが、彼は生物を作り出そうとしていた。
デッサンに受けた印象が正確整然とした感じより生々しさを強く感じるのはある意味当然だったのかもしれない。
ちなみにこの生命を作り出すという話は、きちんと自律行動をし、食糧を体内に溜め、そのエネルギーによって動き、やがて死に化石となる。
またそれぞれの作品は独自の進化の系譜にそって生み出されており、人を作った創造主の苦悩を思い描いていたり、そのままの意味でストランドビーストという生物を作ろうとしていた。

デモンストレーションの解説で、現役エースのAnimaris Modularius (アニマリス・モデュラリウス)の奥で壊れて動かなくなってしまったAnimaris Percipiere Rectus(アニマリス・ペルシピエーレ・レクタス)を「その子が既に死んで化石になってしまった…」と表現していた時、その考えがよく理解できた。
この解説がまたいい内容で、それぞれの作品を「あの子」と呼称し、スタッフもかなり愛着もって作品に接している雰囲気が伝わってきた。

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それとテオ・ヤンセンは物理学(!)を学んでいたらしく、そのせいかコンピューターを使ってプログラムで自己増殖するような擬似生命体を作り、それをストランドビーストたちの祖先という位置づけにしていた。これだけでもちょっとした驚きなのだが、この使ってるコンピューターがAtari製!
Atariってこんなのまで作っていたんだ・・・見た目はさすがに古いけど、なかなか可愛らしいデザイン。
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工房を再現したスペースを見終わると、会場に広がる様々なストランドビーストに引かれ、もう閲覧コースなど考えずに気の向くままに見て回る事に。

Flickr: darumen’s stuff tagged with テオ・ヤンセン展

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ざっと見てまわった後は一旦外に出て食事休憩、その後なかに戻って を自分の手で動かしてみた。
意外としっかりしていて重いので、初めのうちはどの程度力を入れていいんだろうとか壊さないだろうかと考えてなかなか動かなかったが、動き出したら慣性がつくのかすいすいガシャガシャと歩く。
ペットボトルに空気溜めてそれを動力にねぇ、と思っていたがなるほど、一度勢いよく動き出せば結構いけるかもしれない。

休憩

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外ではフードワゴン?と公式サイトにかいてある、軽食を売るワゴンと、カフェワゴンがあったので、それぞれでチキンの何かの弁当とコーヒーを頼む。
実際の所そのフードワゴンは公式サイトに載っているメニューなんか何もなく、まぁそれは下に小さくうすーく注意書きで変更もあるよって書いてあるんでいいけど、そもそもワゴンには“西アフリカ&ジャマイカ料理”って書いてあったぞw(なにこの組み合わせ)
しかもうっすら前に書いてあった文字が消してあって、そこには“エジプト料理”…。
アバウトにも程があるんだけど、チキンの弁当は結構美味しく、まさかの柚子こしょうが中々合っていた。

散歩

その後、日比谷公園~国会議事堂~皇居の流れで散歩して帰った。
日比谷公園ではピンクリボンウォークというイベントをやっていて、結構人が多かった。

ミニウオーク&ランフォーブレストケア ピンクリボンウオーク2009

日比谷公園日比谷公園
日比谷公園といえば、高校の頃行きたくても金がなくて行けなかった憧れのさんぴんキャンプの開催地である日比谷野音、一度見てみたかったが柵があって入れなかった><
さんピン camp [DVD]

国会議事堂
そのまま国会議事堂を見に、実は初めていくので大分興奮した、でけぇ!

皇居
近いので折角だから皇居周りもあるってみる。
ランニングしてる人が多い、中国人多い、フランス人ぽい少年二人の顔面造形がハンパない。
堀は思ったより大きく、これなら攻められても矢雨を対岸から降らせたり、堀の水面に油を浮かせて火を放てば防衛できるな、とぼんやり眺める。
暖かくなってきたからか虫が多い。

お土産に瓦せんべいを購入し、東京駅から帰宅した。
俺は瓦せんべいって鎌倉のものだと思ってたのでここで会えたのは意外だった、ググったら神戸やらあっちこちにあるみたいだけど。
瓦せんべいはツンデレだ、硬い歯ごたえなのに卵を使ったやさしい味、せんべいって米菓子じゃなくてもせんべいなんだな、瓦せんべいって味洋菓子だもん。

雑感

テオ・ヤンセンの作り出すストランドビースト、生命を作り出そうとするその行為はアートだと思うけど、それはそれとして俺は少しオタク気質のある男子にこそお勧めしたい。
子供の頃夢中になった知的玩具の数々、これを大人になっても、いや大人になって尚一層本格的に研究し作品として昇華されたかのような姿がそこにある。
細かいギミック、緻密な構造、しっかりした設定、そしてあのデザイン、これらの条件は充分魅力的に映るだろう。

俺?俺はもちろんエキサイティングだったよ!(外人風)
それと写真は携帯でとったんだけど…これはひどい。

テオ・ヤンセン 砂浜の生命体 [DVD]

  1. ストランドビースト(strandbeest オランダ語“砂浜生物”の意味) [戻る]

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